専門介護福祉士になるには介護福祉士の資格が必要

専門介護福祉士の資格取得には、介護福祉士を取得しておく必要があります。その「介護福祉士」取得について大きな法改正があり、話題となっているようです。

「祖母が倒れた時はどうするか?」という話を、母としたことがあります。祖母自身も「介護はされたくないね」といつも言っていました。

介護はする方も辛いけれど、される方も辛いんだろうなぁとその時思いました。最後まで自分で何でも処理をしてきた祖母でしたが、今年1月、脳梗塞で倒れそのまま入院。還らぬ人となりました。

入院中はずっと母が介護していましたが、もう植物状態であった為、本人は何も分からないまま逝ったのでしょう。介護は、ニュースでもクローズアップされる問題です。

介護される側よりも、圧倒的に介護する人間が少ない現状。ホームヘルパーさんが頑張ってくれていますが、賃金も安いのが現実のようです。

それでも介護福祉の職業に就きたいという方も大勢います。ホームヘルパーとして実務経験を積み、いずれは国家資格を取得しようと考える人も多いでしょう。

介護福祉士の資格取得条件とは?

専門介護福祉士は、国家資格である介護福祉士の上級資格です。では、その介護福祉士とは一体、どういう資格でしょうか?1988年に始まった「介護福祉士」の国家資格は、要介護者の「入浴、排泄、食事」の身体介護が主な役割で、現在は認知症や障害者へのケアなど年々ニーズが多様化している資格です。

国家資格である介護福祉士の資格取得条件は、二通りあります。一つは実務経験3年以上で国家試験(筆記と実技)の合格。二つ目は厚生労働大臣指定の養成施設を修了すること。

いずれも登録名簿への登録が必要です。ところが、H24年4月1日より改正される「社会福祉士及び介護福祉士法」改正により、この受験方法が大きく変わります。

一つめの方法で受験する場合、実務経験3年に加え、新たに600時間(6か月~1年程度)の研修受講が義務づけられ、この二つをクリアした後ようやく「国家試験」が受けられるのです。

二つ目の養成施設修了の場合は、従来免除されていた国家試験に卒業時に合格しなければならない。とは言え、筆記のみで実技は免除されています。

これを見ると、働きながらの資格取得はかなり難しいということが分かります。しかし、ホームヘルパー3級といった、比較的短い時間で取得できる資格では、介護保険を使った訪問介護が行えないなども制限もあり、質の高い資格を設けることはある程度必要なことなのかもしれません。

法改定前に資格取得をするのがオススメ

また介護を行う人たちの中には、介護という業務そのものをあまり理解していない方もいて、いたましい事件や事故がニュースで報じられることも少なくありません。

もちろん一部の人にすぎませんが、資格条件のハードルを上げるということは、その職業に就く自覚を持ってもらうということにもなるのかもしれませんね。

専門介護福祉資格の導入は、H21年以降となるようです。介護福祉士の資格取得はH23年以降かなりハードルが高くなります。介護福祉士の上位資格である「専門介護福祉士」を目指す方は法改定前に資格取得することをお勧めします。

またその後に取られる方には、社会保険給付金制度(10万円まで給付)や奨学金制度(大抵は高校卒業3年以内など条件付き、他にもあるようですが学生対象が多いようです)を活用することをお勧めいたします。

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